三星舎ブログ

創健生活暮らし、徒然日記 〜よく噛んで食べるようになると〜

 味わいのその先にある、清らかさ。たとえば、塩辛いものを食べた時に後味に残るにがりのえぐみ、凝って作られたソースの後味に残る果物の香りや甘み、日本酒の後口に感じる水の味、パプリカなどの生野菜を噛んだ後に残る肥料や土の味、後口には誤魔化しの効かない素材の育った環境があります。これは体調の良い時に、ゆっくり味わってこそ感じられるものです。
 命をいただく毎日の食事が、いつも豊かで丁寧な時間であるように心がけたいものです。自他共に認める食いしん坊に育った私ですが、食べ物が美味しいというのは、健康あってのことだと感じています。よく噛んで食べることは、その基本のようです。

徒然日記について

 先代の社長であり私の父、調了堂(しらべりょうどう)は、生活研究家なる肩書を名乗りコラムを書くことを楽しみにしていました。医薬品サンクロンは、『創健』(そうけん)〜健康は自ら創るものである〜という金子卯時雨の提唱した健康学の中に誕生した医薬品です。私たちはこれからも、医薬品サンクロンを通して、暮らしの中で様々な創健の気付きを感じ、生きる工夫をしていくと思います。私自身の生活を振り返り問答するような気持ちで、過去のコラムを紹介させていただきます。

よく噛んで食べるようになると

 良く噛むようになって体重が落ちたとの報告はたくさんありますが、今回は意味が少し違う報告です。最近の卒業生からの報告で、良く噛んで食べるようになったら、いい加減な物を口にしたくなくなったとの知らせがありました。別の生徒さんからは、子供も居ず夕食は殆ど外食でしたが、良く噛んで味わうようになったら外食が嫌になって、行くとしてもそれなりの値の張るお店になって困っているそうです。

 この理由は、良く噛んで食べるとその味わいが良く分かるので、いい加減な味付けや、いい加減な素材のものをだんだんと口にしたくなくなるのではと思います。 私が近頃出かけていく店は、店主と親しくなっていて、それなりに気も遣ってくれる数しか有りません。それでも、「この味は?」と思うと箸が進まなくなってお店を後にしますから、後でお腹が空くこともありますが我慢して寝ます。

 コース料理はこの所食べたことがありません。見た目にもボリュームを多くして、お客さんが満 腹・満足で帰って頂くために料理人さんはプロとしてそれなりの工夫をします。その工夫の仕方に「乗せられた」と思うと顔になります。それこそいい加減な仕業をした物を口にしたくないのでコース料理とは縁がないのです。しかし、お付き合いでのコース料理は失礼の無いように食べています。バイキング料理の立食パーティーはもっと嫌です。これは食べる以前の間題です。座ることも出来ず立ったままでは食事ではありません。こんな時は、食べるのを諦めてお酒だけを頂きますか ら、2時間も続くパーティーでは終わる頃にはかなり酔うことにもなります。いろんな食事の場面に出会いますが、落ち着いてゆっくり味わえるお店が少ないのは残念です。

 子供を保育園に預けていた頃は、子供と一緒にマーケットやコンビニのお菓子を買いに行きました。子供と一緒にゆっくり良く味わうようにして食べていると、子供は一 日、二日で食べるのを嫌がりました。防腐剤を加えた上に、無理矢理味付けした嫌みを感じるようです。このようなお菓子などは、荒噛みで「勢い」で食べるもののようです。以来子供はこの手のお菓子は全く食べません。 皆さんも、良く噛んで味わうような食事をするとどんな結果になるかをお試し下さい。

生活研究家 調 了堂 のコラム「血の流れ」より 2008.1.


お詫び。少々乱暴な表現もございますが、訂正せずそのまま掲載しております。どうぞご容赦ください。